近年の若者の働き方

正社員へのこだわり

かつて社会に出て働くといえば、正社員として週5日定時に勤務し、時に残業や休日出勤などをしながら仕事をこなすというのが定番でした。

最近はインターネットの普及などによって、在宅勤務や、時短勤務、モバイルオフィス、サテライトオフィスなどを使用するワークスタイルも見られるようになり、昔に比べると働き方はかなり自由度が増しているといえるでしょう。

しかし、このような自由になりつつあるビジネスマンの働き方を目の当たりにしてきた近年の若者の中には、ワークスタイルにさらなる自由さを求めるケースもみられるといいます。

たとえば、近年の若者に見られる傾向として「正社員へのこだわりのなさ」が挙げられます。

かつては、正社員こそが一人前の社会人といったイメージがあったかもしれませんが、長年続く不景気などで、派遣社員や契約社員といった雇用形態が増えたことによって、わざわざ正社員にならなくても…という意識が高まったことが理由のひとつです。

それどころか、正社員になると、残業が増え、会社にいいようにこき使われてしまう、というような、正社員に対するマイナスイメージすらもあるようです。

 

ワークスタイルをデザインする

そこで、近年は、派遣社員や契約社員など、勤務体系を選んで仕事に就く若者が増えているほか、週5日にこだわらず、週3日などでの勤務が可能な派遣社員などの働き方も人気が高くなっているのだといいます。

このような働き方を選ぶ若者の多くは、仕事よりも自身の趣味などに重点を置きたいと考えていたり、いずれは自身で起業するなどのアイディアを持っている人などで、とりあえず無理のない範囲で働きながら、自身の生き方と働き方を見極めたいと考えているようです。

ただし、これには当然リスクも大きく、若いうちは問題がなくとも、歳をとるにつれ行き詰ってくる、家族を持てないのでは?といった不安も考えられます。

いずれにせよ、今後の社会においては、今以上に自由な、一人一人に合わせてデザインできるようなワークスタイルが求められてくるのではないでしょうか。